case2_c01

アイドリングストップ車に搭載される電動オイルポンプ部品の「ステータ」。お客様からの要望は、電動オイルポンプを制御するコントロールユニット(ECU)との接続部分と、モーター軸を回転させるためのコイルの組付とそのコイルを樹脂部品と一体化させる「難度の高いインサート成形」でした。

通常の取り扱い製品と比べ形状寸法の作り込みも300箇所程あり、寸法公差や品質管理が非常に厳しく、極めて難度の高いプロジェクトと言えるでしょう。おまけに当社では今まで実績がない為、最初はお客様からお任せいただけるはずもありませんでした。しかし、断られたからといって諦めないのがコジマ流。「とりあえず、試作品を作ってみよう!」とトップが宣言。成形機の購入から始まり、内製での金型設計、度重なるトライ&エラーとチューニングにより、「コジマでも難度の高いインサート成形が可能」ということを証明し、その熱意を買っていただいて、特定車種用のステータの生産をお任せいただくことになりました。その時は、わずか月産20個。正直言って、社内のエンジニアも100%の自信があったわけではありませんが、「きっとできる!とにかくやってみよう!」というチャレンジ精神とお客様の期待に応える試作品の仕上がりが受注へと結びつき、現在では月産数万個の生産をお任せいただけるようになりました。
「受注がなくても試作を作ろう!」という声がなければ、何も始まらなかったプロジェクト。まさにコジマらしい事例といえます。

当社では、それまでにも樹脂部品に金属部品をインサートする製品は、数多く経験してきましたが、コイルのような繊細かつ性能評価が必要な部品の工程設計は全く初めてのことでした。立ち上げ当初は、各専門メーカーの協力もありましたが、現在では独自のノウハウを活用した自社開発の生産設備により、巻き線の断線やモーター軸への金属欠片流入、さらに、樹脂の収縮による軸ズレからECUへはめ込むターミナルの接触不良など様々な不良防止対策はもちろんのこと、組付から成形、検査工程まで一貫した生産体制が、試作段階からのリードタイム短縮とコストダウン、さらには品質の向上と高いレベルでお客様のニーズにお応えすることが可能です。

お客様からの要望に簡単に「ノー」とは言いません。不可能であれば、どうすれば可能になるのかを「形状」「工法」「工程管理」など様々な視点からご提案させていただきます。当社の豊富なノウハウ蓄積と高い技術力により、ただ受注するだけでなくお客様に最適な提案を積極的に行い、「お客様とともに良い品を作る」を第一に考えます。
また当社エンジニアの特徴は各々が専門・得意分野のみに取り組むのではなく、専門外の分野まで幅広く精通しています。そのため、今回のプロジェクトではお客様との技術的なやり取りの窓口を一本化する体制をとり、お客様の要望にスピーディに対応することを可能にしました。当社の技術力が、お客様に大きなメリットを提供致します。

ページトップへ
  • 採用情報
  • 採用情報
  • 写真で見るコジマ
  • 先輩エンジニアの一日
  • 工法開発プロジェクトレポート
  • 工法開発プロジェクトレポート
  • 工法開発プロジェクトレポート
  • 工法開発プロジェクトレポート
  • 工法開発プロジェクトレポート
  • FAQ
  • 子育て支援
  • 募集要項
  • 大学新卒
  • 高校新卒
  • キャリア採用
  • パート採用